自分がやっていないのに、『コイツ』のために謝れますか?

社会に出ると理不尽なことをたくさん経験します。

学生の頃に描いていたあれやりたい!これやりたい!社会の役に立ちたい。熱い思いを抱いていた若かかれし時代が誰にでもあります。

実現できたこと。実現途中のこと。諦めたこと。

今の自分に満足してますか?

 

社会人になって、苦しかったこと。それは、毎日会社に行かなければならないことじゃありません。

 

自分がやっていないことに対して、誰かに謝らなければならない。

これが本当に辛かった。度量が小さいんです。青かったんです。

でも、自分はやっていない。間違っていない。

なのに、なんで謝らなきゃならないんだ。悪いのは『コイツ』なのに。

 

でも、ある人のおかげでこの考えを変えることができました。

 

その方は、管理職だったんですが、ダメダメな『コイツ』に怒ることがありませんでした。叱ることはあっても、感情を荒げて怒鳴ることはありませんでした。

そして、『コイツ』が迷惑をかけた人に対して、平身低頭で謝っていました。『コイツ』が出来なかった仕事もフォローして支えてました。

ある時、尊敬するその方に聞いてみました。

俺「どうして、そんなに『コイツ』のために頑張れるんですか?」

その方「誰かがやらなきゃいけないじゃん。」

 

その言葉で気がつきました。あー!この人が見ているのはダメな『コイツ』でも、上司の顔でもなく、迷惑をかけてしまったお客様のことを見ているんだ!

この人はお客様を見て仕事をしているんだ。シンプルだけど、お客様のことを考えたらそれができるんだ。

 

考えたら自分がしたことじゃないのに、謝っている人はたくさんいる。

 

かつての戦争のことを謝る政治家。(自分が起こした戦争じゃない)

売った商品に文句を言われ謝るスーパーの店員さん。(自分が商品を作ったわけじゃない。)

コールセンターでひたすら謝るお姉さん。(自分はその商品に触ったこともない)

 

誰かが、今日も誰かのために謝っている。

自分がしたことじゃなくてもなんて、ちっぽけなことを考えず。

そうして、今日も地球が回っている。

 

つべこべ言わず、明日も突き進もう。歩みを止めず。

誰かのために謝ることがあっても、きっと誰かのためになっている。