プレミアムフライデーに働くあなたへ。サービス業の働き方改革はどこへ?

さてさて、プラミアムフライデーの本日みなさん、何時に退社できましたか?いつもと変わらないよーって答えがほとんどですよね。

この取り組みですが、基本は事務職などの平日の日中に働く人を対象にしたものですよね。だから、プレミアムフライデーだ!商機だ!営業時間をいつもより早めてたくさんお客さん呼ぶよー!と頑張る飲食店の皆さんにとっては労働時間が増えちゃったりします。

働き方改革の一環として、このような呼びかけを行い、帰りやすくする、休みやすくすることは大切なことですが、ことサービス業に従事する方の労働時間については議論が遅れがちです。

昨年から電通で過労死した方のことが大きな波紋を呼び、各界の動きにつながっています。しかし、電通の方が亡くなった8年も前に、居酒屋チェーンワタミの従業員が過労自殺したのを覚えていますでしょうか。

業界や職種が違えど、過労死、過労自殺という意味では同じですが、その後の社会の反応が全く違うことに注目してみましょう。

ワタミはブラック企業。ワタミに入ったら大変なことになる。その印象がワタミの売り上げにも影響し、大打撃を受け、ついにはワタミが店名についていると客足が遠のいてしまうことから、店名にワタミをつけないお店を出すことで売り上げ回復につなげている状況です。

ワタミの問題の取り上げられ方は、ワタミだけがブラック企業と取り上げられ、他の会社は自分たちも何か対策をしなくちゃいけないなんて思っていませんでした。

しかし、電通の問題はその影響の大きさはとてもワタミの比になりません。その会社のネームバリューもさることながら、エリート会社員でもあり、長時間労働が当たり前の業界だったこと、そして、国の本気の姿勢が各社が一斉に対策を取り始めたことにつながっています。

もちろん、このように各社が取り組むことは歓迎ですし、給料が上がらなくても労働時間が短くなれば時間当たりの賃金は上がったことになります。

blogos.com

一方で、サービス業の働き方改革って本当に進んでいますか?

ロイヤルホストなどが24時間営業を止めて、営業時間の短縮を決めたのも従業員のためというよりは、若者の行動の変化などによる深夜の売り上げ減少や働き手の確保が出来なくなったことによるものです。

従業員のことを考えるお店であっても、土日に休むとか夜は早く閉めるとかっていうのは実際のところできることじゃありません。

答えがどこにあるのか、簡単には見つけられるものではありません。

プレミアムフライデーで盛り上がってたくさん消費しましょう!旅行に出かけましょう!

と同時に、サービス業で働く人の「働き方」もこの機会に少し考えてみませんか?!